2019.11.19
エントリーシート作成のコンサルティング

【中国からの留学生の就職用エントリーシート作成についてアドバイス】

日本の大企業への就職を目指して就職活動を開始。
志望先の企業では外国人枠等の特別採用は無く、日本人学生と同じようにエントリーシート提出、面接等が求められる。

来日して約3年、会話にはほぼ不自由しなくなり、面接については日本人の友達と練習するなど、それなりに自信をつけてきた。

しかし、エントリーシート作成はどうすればいいか分からなかった。
そもそも、しっかりした日本語文章の書き方を教えてもらったことが殆どない。
また、エントリーシートは「社会人・ビジネスマン」が「会社からの視点」で見るもので、
日本語の書き方だけではなく、どういう文章を書いたらいいかよく分からない。

志望先の会社に先輩もおらず、日本人の友達もエントリーシート作成に苦労している中、
誰に相談したらいいか分からず途方に暮れた。

こうした中、先日の留学生協会のセミナーで話を聞いた「Lean Alive」を思い出した。
「戦略的」な文章作成をコンサルティングしてくると言ってたはず。

すぐに相談してみたところ、単なる添削ではなく「そもそもどういう視点で会社は学生を見るか」というポイントも踏まえ、
アドバイスしてくれるとのこと。
豊富なビジネス経験・リクルーター経験を踏まえ、「そもそも会社で何がしたいか」、
「会社は自分を採用するとどういうメリットがあるか」、「自分ができることは何か」等を棚卸しして、
「戦略的逆算」の考え方でエントリシートへのアプローチの仕方を教えてもらえた。

何度も書き直しながら作ったエントリシートを見てもらうと、できるだけ修正箇所を少なくしつつ、
「ビジネスの視点」から表現や構成を半日程度でブラッシュアップしてくれた。
自分が納得いくまで何度も相談したが、対応が素早く、想定よりもだいぶ早く仕上がった。

完成したエントリーシートを志望先企業に提出したところ、面接に進むことに成功。
面接ではエントリシートの内容について色々聞かれたが、作成時に「戦略的に」考えて内容、構成を考えていたので、
受け答えに対する面接者の納得度は高かったらしく、「厳しいつっこみ」もなかった。

この結果、見事に志望先企業から内定がもらえたが、エントリシート作成を通じて学んだことは
仕事でも求められることだと気づき、入社後もサポートを継続して受けたいと思った。